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Case Study

‘16.05.21 ポルシェ ナロータルガ E/G O/H④

  • こんにちは!前回ブログアップしていたエキゾーストバルブのカーボン除去について結果が出ました!2 :左:M社 燃料添加剤(原液)1 :中:W社 エンジン洗浄剤 3 :右:W社 燃料添加剤(原液)今回は結果がわかりやすい様に2日間漬け置きしておきました。やはりエンジン洗浄剤がカーボンには一番効きました!燃料添加剤系はW社よりM社の方が効果はありましたが、思っていたほどの除去力はありませんでした。燃焼室内の爆発の衝撃でカーボンを剥がすという構想になっていると思われます。
  • シリンダー、ヘッド、ピストン、バルブの洗浄を終わらせ腰上部品の測定を行っていきます!!
  • まずはシリンダーとピストンです♪ピストンの外形、シリンダーの内径を測定し規定値を超えていないか6気筒分調べていきます。測定結果からピストン/シリンダーのクリアランスを計算しこれも規定値内かみていきます!!
  • ピストンリングの合口すき間も測定します!トップリング・セカンドリング・オイルリングそれぞれ測定です!あとは各部品の傷の状態やオイル潤滑孔の詰りがないか点検して、再使用か交換の判断をします。なかなか時間の掛る作業です!笑測定結果から今回はピストン及びシリンダーは問題ありませんでしたので再使用する事にしました。次回はバルブ編です!

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